春日山城の決戦

さあ、長尾家本拠春日山城攻めです。
長尾家は兄の代に一度陸奥まで進出したのですが、安東家&伊達家の同盟に食い荒らされて、陸奥に向けて新発田城など支城をいくつか保持していますが、本城*1春日山城しか保持していません。本城が0になった時点で勢力は滅亡となりますので、ここを落とせば長尾家は滅亡となり謙信の猛威に怯える日々とはさよならということになるわけです。

攻撃メンバーは以下の通り。
総大将:
真田幸隆足軽)600

軍師:
高坂昌信500

足軽隊:
内藤昌豊500、武田信繁700、明智光秀500、剣聖上泉信綱500、原虎胤600
騎兵隊:
甘利虎泰700、飯富虎昌600、飯富(山県)昌景500、馬場信房(信春/教来石景政)500、小山田信有500

さあ覚悟と思ったら……いるじゃん景虎……。1ヶ月しか余裕無かったのにその間に帰ってきていたのか……。

長尾家のメンバーは以下の通り。
総大将:長尾景虎上杉謙信)(騎兵)1000

足軽隊:
宇佐美定満800、直江実綱700

兵力差は圧倒的なんですが、これは逆に不利でして、相手の部隊が少ないので箕輪城山内上杉を倒した時のように
相手の士気を0にしての勝利は狙えません。
さらに春日山城は造りがひどくて天守閣を複数部隊で包囲できないんですね。敵部隊を包囲できれば必殺の「一斉攻撃」で強敵も何とか倒せる場合があるのですがこれは狙えません。天守閣に籠もる景虎とは必ず一騎打ち状態になります。しかも天守閣には防御効果があって……むむむ。

ま、勇気と知恵でなんとかしましょう。

春日山城は簡単に表現すると以下のような構造になっています。

 騎     歩

 ┏━━━━━┓
 ┃ 天守閣 ┃
 ┃     ┃
 ├門─┬─門┤
 │  │  │2
 │1┌┴┐ │
 └門┘ └門┘

本当はもっと壁とか門とかたくさんあって攻めにくい構造です。
天守閣方面の壁は高くなっており壁を登りにくい仕組みです。
攻撃側は画面上方に配置可能となりますので騎兵と歩兵を分けて配置しました。
長尾軍は地図上の1の位置に宇佐美と直江を配置、天守閣に景虎です。

騎兵隊も歩兵隊もそのまま下へ移動したところ、宇佐美と直江は門を出て邀撃してきたので、
騎兵隊は上に向かってから城壁に沿って右下の門まで移動することにします。景虎と戦う前に兵力を損耗するわけにはいかないのです。
図ですと壁は2重にしかなっていませんが実際には壁が何重にも張り巡らされています。春日山城の防御度は高く、門は3〜4回叩かないと突破できないのですが、それを何回もやらなければならないわけで非常に面倒です。しかし門は内側からですと一発で開きます。門を内側から開けるには城壁を乗り越えて内側へ回り込んでやればいいのですが、これは騎兵隊にはできませんし、足軽隊も稀にしか成功しません。特に城壁と足場の高さに差があるとほとんど絶望的になりますし、その部隊を率いる武将の足軽兵科適正が悪いと成功率も悪くなります。

ここは足軽兵科適正Aの真田幸隆上泉信綱に越えてもらうことにしましょう。天守閣の側の壁を越えられれば内側からバンバン門を開けられるので楽なのですが、図で太線になっている城壁は高いのでほぼ越えるのは無理なのです。というわけで2の地点に土手を作って乗り越え難易度を下げてひたすらトライです。足軽隊が右下の門の1個目を開いたあたりで幸隆が、次のターンに剣聖が乗り越えに成功してバンバン門を開きます。
一方その頃一周してきた騎兵隊は右下の門から城内に進入し、そこで外から入り込んできた直江、宇佐美の両名を包囲して各個殲滅しました。残るは長尾景虎のみ。しかし天守閣までまだ3枚ほど門があったので、結局天守閣に突入できるようになったのは18日目ぐらいでした。

さて、ここからが大変。どんなに相手が強くても、たとえ一撃でこちらがやられるとしても、包囲して一斉攻撃をかければダメージは通常の数倍になり被ダメージは通常の 1/包囲部隊数 になります*2ので、勝機は見えるのです。が、春日山城の構造が外道でして、天守閣に攻撃できる部隊が1つしか存在しないようになっているのです。つまりこれだけ兵数に差があるというのに常に景虎隊と一騎討ち状態になるのです。と言うか、無理。だって景虎天守閣に籠もっているので防御力にボーナスが入ってるしこちらは1部隊1ターンでやられるし。たぶん一対一で殴り合うことを繰り返していてはこちらの兵力が尽きるのが先です。

しかし最強の長尾景虎にも弱点ががががが! 別に頭悪くはないけど良くもないのです! すなわち真田幸隆馬場信房高坂昌信の3人がかりでジェットストリーム混乱計略連打連打で景虎隊が混乱したターンだけこちらの最強騎兵飯富昌景*3が隣接して突撃するという寸法。混乱した部隊は反撃も含めすべての行動が取れません。

繰り返している途中、景虎が混乱しなかったターンがあったので飯富弟を引き上げさせてターン終了にしたら悲劇が! 味方部隊はデフォルトのままですと命令を受けていないのにターン終了が掛かった場合、独自の判断で行動を取ることがあります。そこであれだ、小山田さんが功に走ったのか景虎隊に隣接して攻撃してしまいました!
当然の帰結として長尾家のターンに小山田隊は壊滅、しかも小山田信有は首を刎ねられました*4

あーあ。

しかしまあ一度出奔した小山田ですし、それを差し引いても小山田のためにやり直すというのもねえ。山賊だしねえ。そもそもここまでセーブロードでやり直しをしないプレイをしてきたので、まあそれをもって瞑すべしと言うか。

で、知将3人によるジェットストリーム卑怯アタックの前についに景虎隊は壊滅。景虎こそ取り逃しましたがこれで長尾家は滅亡です。

ちなみに城内に登録していた平蔵が居ました。ううむ正しい。平蔵は登用を拒んだので解き放ちました。直江実綱も登用を拒んだのでこれは斬首。宇佐美定満はあっさり登用できたので何だかなあといったところ。マスクデータの義理が低いらしい。

後はまあ、今は織田と結んでいるので、織田以東、以北には伊達家がちょっと強い感じですがあとの安東、北条、佐竹、里見は同とでもなりますな。まあ、消化試合でしょう。

*1:支城は小さい城、本城は大きい城と考えてください

*2:通常は攻撃と反撃1回ずつだが、一斉攻撃に対し反撃は1部隊にしか行えない

*3:戦闘90

*4:通常攻撃では部隊壊滅しても命まではとられないのですが、突撃を受けて部隊壊滅すると勢いで首を取られる可能性あり