17話「姫の眉」短観
- 飯富虎昌が「忠義な奴」と太郎を任せられて平伏していたけどその後の歴史のことを考えるとなあ。時は残酷というか、血は争えないというか、ひょっとしたら甲斐という国のありようがそうさせるのかも知れないですね。
特に武田のメンバーはそうなのですが、家臣というよりも国人と言う方が正しいと言いますか、主君と一蓮托生というわけではなくて独自に権益を持ってるんですね。なので主君がその権益を侵そうとすると抵抗する、と。ひょっとしたら信虎パパは本当に悪辣だったのではなく、中央集権化を進めて自分の権威を強化し、引いては甲斐挙国一致の体制を作り出して周囲の大名へ対抗できるよう改革をしようとしたところ国人の反発にあって放逐され、国人にとって扱い易いハルちゃんが後継に立てられたのかもしれません。
すると後の太郎義信の謀反疑惑もやっぱりハルちゃんが中央集権化を進めようとしたために反発されパパと同じように放逐されそうになっていたという話かもしれません。
すると歴史が繰り返すのは血のせいではなくて国人の力が強すぎる甲斐の国のありようが原因なのかもしれません。
- 山縣さんの壮絶な棒読みに武者ぶるいがした
- いかれ者ばかりの女性陣の中一人まともだった禰々さん完全にいかれるの巻
- ゆー姫
の眉毛に恐れをなしたのか殺すに忍びなかった勘助はゆー姫を逃がすのですが、その後ハルちゃんがゆー姫を側室にするつもりというリーク情報を入手 - 早速リリース&キャッチを実行すべくハルちゃんが馬を走らせると実に都合よく襲われているゆー姫一行
- これを自称行流の剣術でぶち倒すも勘助はゆー姫の歓心をハルちゃんに向けないといけないので
- 「この浪人どもに姫を襲わせたのは俺だし」とか言ってわざわざ悪者になります
- というかあることないことべらべらと良く言うわ勘助も
- 策士・小山田信有が寅王丸を神輿としてvs高遠戦に担ぎ出すことを提案
- 諏訪衆を味方に付けるためですね
- この時の小山田の顔が悪人面過ぎたので戦場に寅王丸を連れて行って事故に見せかけて死なせるつもりなのかとか思ってしまいました
- まだ勝頼が生まれてないのでそんなことする意味はないのですが
- 諏訪勢を味方に付けた武田の前に高遠は敗勢濃厚。ラーメン屋高遠連峰軒も殺害され急遽閉店で高遠涙目。降る羽目になります。
- 悪の勘助に対して平蔵がまっとう過ぎ主人公過ぎる。エロゲの。